金属アレルギーのない身体に優しい治療 メタルフリー治療

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ネックレスなどアクセサリーによる金属アレルギーは以前から知られていますが、最近、歯科治療に使われる金属によるアレルギーの増加が問題になっています。口の中で金属イオンが遊離し長期にわたって体内に蓄積され、これが原因となって全身各所に症状が引き起こされます。 日本の標準治療で最も多く使用されるパラジウム合金はドイツでは使用禁止の勧告が出され、スウェーデンでは妊婦や小児には完全に使用禁止になっています。さらに欧米やオーストラリアなどでは使用されなくなっています。

メタルフリー治療とは金属を全く用いない治療法で、セラミックを用いたジルコニア冠やコンポジットレジンを用いたダイレクトボンディングなどの治療法の事です。部分床義歯では金属を使わないメタルフリーの義歯があります。

金属アレルギーの諸症状

お口の症状

  • 歯ぐきの黒い着色
  • 味覚異常や知覚異常
  • 口内炎、扁平苔癬、舌炎、歯肉炎、口唇炎など
  • 発がん性の疑い

全身の症状

  • 局所あるいは全身のじんましんや痒み
  • アトピー性皮膚炎、脱毛症
  • 接触性皮膚炎
  • 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
  • 頭痛や肩こり
  • 様々な不定愁訴